株式投資と読書 資本主義社会で生きる知恵と知性

株式投資と読書。株式投資を実行する上で重要な投資哲学をつくりあげ、磨き上げていくために書籍の中から賢人の思考回路や知恵又は株式投資の初心者が知っておくべき大事なコトを抽出しています。投資哲学や思考・知恵は読書から作られます。
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バフェットの投資法 ”いい会社の株をそこそこの値段で買う”





株・投資信託、いま損を抱えている人の投資の処方箋
中桐啓貴
株式会社クロスメディア・パブリッシング

誰もがお金を増やしたいと思っている中、そのトップに君臨するバフェットの考え方に触れることは今後の資産形成の過程において必ずプラスになると思います。

どうして鳥が空を飛べるのかを理解する

バフェットは自分の投資方法をグレアムとフィッシャーから学んだと言っています。
グレアムとフィッシャーのミックス、これこそがバフェットの投資方法なのです。

定量分析というと、いわゆる財務諸表の読み込みになります。
グレアムの考え方には、「安全域」というものがあり、その域(割安水準)に株価が入ったときに買い、フェアバリュー(株式の価値と市場価格とが非常に近いこと)になったときに売るという方法です。
マーケットというのは、短期的にには投資家心理によって動かされます。マクロ的な要因(景気後退や大恐慌、戦争、不正会計スキャンダル)によって不安の陰が忍び寄るマーケットは、次に恐怖のどん底に落とし込まれます。そのときに、極端に割安になった株を拾うという方法があります。
これには定量分析がとても役に立ちます。

「もし財務諸表が読めれば株で成功することができるなら、なぜ会計士や経済学部の教授が株式で大儲けしていないのか?」

その答えが、

「翼のことをいくら研究しても、どうして飛行機が空を飛べるのか理解できないから」

これは至言です。
株式投資をしている人で、どう考えても割安だと思って買った株がさらに半分になって首をかしげている人は、何度もこの言葉を繰り返してください。
鳥や飛行機が空を飛んでいる姿を見て、不思議に思いますよね。
どうしてあんな300トンを超える物体が空を飛べるのか?その疑問に答えるにあたって、知らなければいけないのが、羽や翼の構造だけではないのは想像がつくと思います。

中略

飛行機が飛ぶ全体像を知るのが「定性分析」になり、翼の構造のみを調べることが「定量分析」です。
バフェットは、あるときに定量分析だけではダメだと悟ります。
これには、フィッシャーの他にパートナーであるチャーリー・マンガーが一役買います。

中略

バフェットは今までのグレアムから教わった投資方法では投資対象になり得なかったシーズキャンディーの株を買います。
つまり、”いい会社の株をそこそこの値段で買う”という方法をこの投資によって確立し、後のコカ・コーラ社への投資につながっていきます。

つまり、定量分析で割安な銘柄を発掘することは可能ですが、そのあと何十倍にも成長するような銘柄を探し当てることはできないということです。
バフェットが今までに投資をしてきた、アメリカンエクスプレス、ジレット、マクドナルドなどは、バフェットが買いつけてからずっと成長をし続けています。






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