株式投資と読書 資本主義社会で生きる知恵と知性

株式投資と読書。株式投資が上達する方法。大量の書物を読まずして、広い分野にまたがる、真に優れた投資家にはなれない。優れた投資家というのは読書家である。株式投資の初心者が知っておくべき大事なコト。投資哲学や思考・知恵は読書から作られる。
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ウォール街で勝つ法則 株式投資で最高の収益をあげるために





ジェームズ・P・オショーネシー著
パンローリング株式会社



本書の分析結果は、上げ相場で有頂天になっている投資家、下げ相場でうなだれている投資家どちらに対しても示唆に富んだものである。
著者は言う。優れた投資手法を知っていることと、実際に金儲けをすることとは別のことだ、と。
どんな投資戦略にも市場に勝てない時期はある。
そんなときでも、「一貫して、辛抱強く、あたかも奴隷であるかのように、ひとつの投資戦略に従うことのできる能力」こそが、長期的に市場を上回る成果を上げる秘訣だ、と。
これは、いわゆる「プロ」の運用者にとっても耳の痛い話である。
組織に属していれば、不調な時期において採用している戦略の変更を求められることは珍しいことではない。
それに屈することなく手法を守り続けることは(組織人として)大変に難しい。
しかし、戦略に致命的な欠陥を発見したのでないかぎりは、長期的妥当性を説明し忠実に実行し続ける、というのがプロとして大切な資質であると本書は語っている。
本書において最も有効なバリュー指標とされているPSR(株価売上倍率)であるが、この戦略とて2年続けて相対リターンがほかの戦略を下回ったことがある。
本書で示した長期間にわたる投資成果を見ている読者なら、2年程度の負けなぞ十分耐えうると考えられるかもしれない。
しかし、リアルタイムでマーケットに携わっている場合の2年間というのは短い時間ではない。
特に別の戦略が(それが過去に負けていた戦略であっても)市場を大きく上回っていれば、なおさら「今回はマーケットが変質したのだ」という思いに駆られ、「ほかの投資手法に鞍替えすべき」という誘惑に勝つのは容易ではないだろう。
しかし、著者は繰り返し言う。
歴史はけっしてそのままの形では繰り返すことはないが、同じような種類の出来事は繰り返し起こり続ける、と。






一貫して賢明な投資戦略を用い続けることが長期的に市場で勝つ唯一の方法である





ウォール街で勝つ法則 株式投資で最高の収益をあげるために
ジェームズ・P・オショーネシー
パンローリング株式会社


戦略を忠実に守ることがカギ
本書は、首尾一貫して賢明な投資戦略を用い続けることこそが、長期的に市場で勝つ唯一の方法であることを示す。
実際、投資信託評価機関であるモーニングスターが格付けを行っている投資信託の80%はS&P500を上回ることができないでいる。
この原因は、「運用者がどんなことがあってもひとつの投資戦略を守る」という規律にかけることにある。

銘記すべき事柄(本書のハイライト)
本書を通して、読者は次のことを理解することになるだろう。

■ほとんどの小型株戦略の超過リターンは、時価総額2500万ドル未満の超小型株によるものである。
だが、投資家が現実にこのような超小型銘柄を買うことは事実上不可能である。

■低PER銘柄への投資は、大型の有名株に限定すると最も収益性が高い。

■市場に勝つための銘柄選択において最も有用なバリュー(割安株)指標とはPSR(株価売上倍率)である。

■前年に損失が最も大きかった銘柄は、今年買ってはならない銘柄の筆頭である。

■前年の収益が増加したというだけで今年の投資対象と考えるのは無意味である。

■いくつかの指標を併用すれば、長期的な運用成績は著しく良くなる。

■有名な大型株のなかから配当利回りが高い銘柄を選んで集中投資すれば、S&P500の4倍の成果を得られる。

■一貫して市場を上回るリターンを上げるために用いるべき唯一の成長変数は、レラティブ・ストレングスである。

■現状のウォールストリートで人気絶頂の銘柄を高PER状態で買うのは最悪の戦略である。

■投資戦略のリスクは考慮すべき最も大事な要素のひとつである。

■グロース戦略とバリュー戦略を結合させるのが投資パフォーマンスを向上させるための最善の方法である。






コンテンツ
株式投資と読書 バフェットの読書法
株式投資と株式会社と資本主義
株式投資と読書 読書しなくてもネットで十分だという人の末路
ウォール街で勝つ法則 株式投資で最高の収益をあげるために
一貫して賢明な投資戦略を用い続けることが長期的に市場で勝つ唯一の方法である
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