株式投資と読書 資本主義社会で生きる知恵と知性

株式投資と読書。株式投資を実行する上で重要な投資哲学をつくりあげ、磨き上げていくために書籍の中から賢人の思考回路や知恵又は株式投資の初心者が知っておくべき大事なコトを抽出しています。投資哲学や思考・知恵は読書から作られます。
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マーケットが暴落しても心配ない投資とは





勝つ投資負けない投資
片山 晃
小松原 周
株式会社クロスメディア・パブリッシング

2008年9月15日、米国の大手証券会社であるリーマンブラザーズが破綻しました。
世にいう、リーマン・ショックです。

今でも憶えているのですが、私はその日、地方にある某上場企業の工場に出向き、工場見学をしていました。
現場の工場長との会話に夢中になっていたせいで、しばらく気づかなかったのですが、ふと自分の携帯電話を見ると、会社から何度も着信が入っていました。
そこで折り返し電話をかけてみると、会社のスタッフが慌てながら、「日建平均株価が1000円以上も下げています。大至急戻ってきて下さい」と言うのです。
しかし私は、「何だ、そんなことか。もっと重要なことかと思ったよ。ビックリした」と返して、そのまま工場見学を続けることにしました。
これは別に自分の職責を放棄しているわけではなく、何もする必要がないと判断したので、そのままでいたということです。

私は様々な観点から企業を見て、熟考に熟考を重ねたうえで投資銘柄を選別しています。
その時の私にとっては、ショックが発生して相場が崩れるのをただ眺めているよりも、現場の工場を視察して、その企業の競争力をできるだけ正確に理解することの方が、遥かに重要度が高かったということです。

投資している企業の成長ストーリー(業績予想)が変わらない限り、企業価値(目標株価)は変わらない。
よって足元の株価が下落しているからといって、見方がかわることはない ― 。


本物のアクティブマネジャーの思考回路とは、そういうものなのです。

工場見学を終えると、その日は近くのホテルに宿泊しました。
そこでPCを立ち上げて様々な情報収集をしているうちに、世界の金融市場で起きている事態が、ただならぬものであることを確信し、さすがに動揺しました。
ただ、実際に私が運用していたファンドのパフォーマンスはというと、確かにファンドの基準価額そのものは下がりましたが、ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)との比較で見ると、大勝していました。
私が投資している企業は、選りすぐりの競争力の高い企業たちです。
目を閉じて、彼らの事業を頭の中でひとつ一つ思い浮かべ、再点検していると、不思議と私の心は自信で満ち溢れてきました。






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書籍本文からの引用は記事中の

の中に記載しています。